ダイエットに取り組もうとする人の多くは、
食事量を減らして摂取カロリーを減らそうとします。
ダイエットを目的として食事量を減らす場合、
真っ先に減らすものは糖質や脂質です。
しかし、極端なまでに脂質を減らすと、
足りない糖を補うために人体は筋肉を分解します。
基礎代謝量が減る原因として、
筋肉が分解されて失われてしまうことが挙げられます。
基礎代謝とは、
安静にしている時でも、
体温維持や、臓器の活動のために消費されるエネルギー量です。
筋肉はエネルギーを主として消費している器官ですので、
筋肉が少なくなるとダイエットが滞りやすくなってしまいます。
ダイエットをしていると、
運動によって筋肉が多くなり、
結果的に体重が増えると思い込んでいる人がいます。
筋肉をつけるために筋トレをすれば、
ダイエットがスムーズに行われるようになります。
また、糖質やたんぱく質の摂取量を減らして筋肉量を減らすと、
運動をしても脂肪が燃えにくくなります。
筋肉質な体になりたくないからという思いから、
ダイエット時に筋トレをあえてしない女性もいるようです。
身体をマッチョ体型にするには、
男性はそこそこの運動量でも可能性がありますが、
女性は相当の運動量が必要です。
ボディバランスは、
男性ホルモンの量が多いことが、深く関わっているためです。
体脂肪を燃やすには、
有酸素運動をメインにしたダイエットをしたほうがいい
という考え方もあります。
確かに、有酸素運動は体脂肪の燃焼に効果があるため
ダイエットに適していますが、
有酸素運動だけでなく、
筋トレをして基礎代謝を上げることも、
脂肪を燃焼しやすくします。
ダイエットを目的とした運動では、
筋トレを組み込むことで脂肪が燃えやすくなり、
リバウンドの予防効果を得ることが可能です。